「弱者の経営戦略」を練り上げる

2017.09.19

[事業計画・経営計画] 

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 先日、千葉県松戸市のスズキ機工株式会社様を訪問させていただきました。
 
 スズキ機工株式会社様は食品製造業の自動化機械の設計製造と、潤滑材「ベルハンマー」など全国的にも有名になった自社製品を開発販売されています。

 
 2代目となる鈴木豊社長様の20年間の軌跡は、まさに汗と血がにじんだと言っても過言ではなく、鬼気迫るものを感じました。

 自社を支えてきた業界が無くなりつつあるなかで、新たな事業を模索して開拓されてきたのです。
 
 片道1時間以内の会社しか取引せず顧客密着度の高める営業活動、社員一丸となった環境整備活動、地域貢献のための障害者作業所の支援などが、経営計画書を軸にして展開されています。

 しかし、一つ一つの活動がベクトルを揃えているので、しっかりと構築されていることが、会社の雰囲気や社員の方の説明からも伺えます。

 
 鈴木社長様は「生き残れるのは、強いからではなく、環境変化に適応できるかどうかだ」とダーウィンの言葉を引用されました。まさに弱者の戦略を考え抜かれてきたからこその言葉でしょう。