2017.10.31
[事業計画・経営計画]
フレームワークって何ですか?
フレームワークとは、事業や経営などの様々な場面で考える方法を取りまとめる「思考の枠組み」、あるいはその書式を言います。
カタカナ言葉になると、ちょっと難しく聞こえてしまいますが、日本語にするとそれほど難しい言葉ではありません。
それではフレームワークは何に、どんな時に、どのように使うのでしょうか?
お客様の業務改善や販売促進、あるいは事業開発などの様々な場面で、
フレームワークを活用して、現状や課題の整理、コンセプト、方向性や提案のとりまとめや
選択するなど、様々に活用できます。
例えば、マーケティングを考える際の基本項目として取り上げられる4P(商品、価格、販売経路、販売促進)や、3C分析(顧客、競合、自社)、会社の経営資源や外部環境を分析するためのSWOT分析などもその一つです。
様々な事業計画書の書式も、一つのフレームワークであると私は考えています。
なぜフレームワークが有効なのでしょうか?
①考えるべき項目がわかる
思考やアイデアは自由にできるとはいえ、枠組みがあれば、何について、どのように考えるべきか、効率よく漏れなく到達できることができます。
フレームワークはガイド役です。
②考えるべき項目を俯瞰しながら、まとめや優先順位づけができる
フレームワークに沿ってまとめていくと、自分の思考も整理できまとめることができます。そのフレームワークの目標地点への到達も早くなります。
③第三者と共有でき、思考が深まり、広がる
「思考」という見えないものを見える形にできます。
ですから、同じフレームワークを複数で一緒に実施したり、相談したりと第三者と共有できるというメリットがあります。それにより、更に思考が深まり、広がります。
当オフィスでも独自にフレームワークを工夫したり、作成して支援をしています。
事業計画書も様々な項目を整理するために、工夫を加えて書式を作っています。
お客様の社員の育成、事業推進に使っているPDCAシートなどもそうです。
PDCAはよく聞く言葉ですが、実際にどのように使ったらよいのか、社員が迷うこともあるようです。ある企業様の社員教育と実践の一環で、オリジナルPDCAシートをお渡しし、使っていただきました。
PDCAの考え方を定着させていくために参考になったとお言葉をいただきました。
「思考の枠組み」(フレームワーク)は、当オフィスの場合、企業や問題、課題ごとに適宜工夫して、少しずつ進化させています。
課題解決、社員育成どちらにも使っていただけるのがフレームワークです。
気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。