2017.12.26
[中小企業施策・補助金活用]
質問 補助金申請書作成を専門家に任せるときの留意点は何ですか?
申請書の書き方などいろいろ調べてみましたが、
やはり専門家に任せたほうが良いと思いました。
そんなときには、どのような点に注意したらよいでしょうか?
回答 御社の事業計画に沿った支援ができる専門家を選んでください。
ものづくり補助金などの申請書の作成は、かなりの時間を要します。
補助金の公募要領を読み込み、審査のポイントにマッチした内容を書いて・・・
というのは通常業務をこなしながらでは、大変なことです。
そのためにも専門家を使って、生産性を高めてください。
しかし、どんな専門家に依頼したらよいのでしょうか?
「こんな専門家に頼んでみたい」と思う人を挙げてみました。
1.掘り下げたヒアリングで、ビジネスプランの精度を高めてくれる人
補助金申請は設備投資や新事業開発など、御社にとっても大きな目的があってのことですよね。
補助金で設備を準備できるだけにとどまらず、その先の事業にも目を向け、
効率化のみならず、販売、マーケティングでの展開を検討していかなければなりません。
補助金申請書は、決して設備の仕様書ではないのです。
広い視野で事業計画を策定できること。
そのためには、御社の現状やこれからの事業計画を理解したうえで、
より精度の高い、実現性の高いプランを提示できる人が良いですね。
十分なヒアリングが必要になるので、現場を拝見して事業を理解するなどで
御社の立場に寄り添ったプランを策定できる人が望ましいでしょう。
2.補助金要領や評価のポイントにマッチした提案ができる人
補助金要領には補助金採択に向けたヒントが隠れています。
国の目指す方向性や評価のポイントなど
抜けてはならないことがヒントとして書かれています。
それを上手に申請書に盛り込んでいく経験が豊かな専門家が望ましいでしょう。
3.フォローも十分にできる人
補助金は申請書の作成も大切ですが、採択された後の実行にも
大変な労力が必要になります。
補助金が採択されたら終わり、という書類作成のみの専門家でもよいでしょうか?
採択後の様々な手続き、事業完了やその後の進捗報告など
補助金事務、書類作成に精通している専門家に
補助金の申請の時から任せたほうが安心ではありませんか?
以上の3項目は、あくまでも当オフィス代表の有村の考え方です。
しかし、永年補助金事務にも精通し、各社の状況に併せた支援をさせていただいているからこそ
「こんな専門家になりたい」と考えるに至りました。
当オフィスは上記のスタンスで、補助金採択、採択後の運営支援を行っています。
《早わかり補助金10の質問》