お客様のニーズにマッチした商品・サービス提供は売掛金を減らす?!

2020.02.12

[本だな、読んだな] 

あなたはカンカン照りの砂漠を既に何時間も歩いていて、喉がカラカラに渇いてしまいました。

持っていた水筒の水も飲み干してしまいました。

周囲には何もありません。

この先、水が飲める場所にたどり着くには、未だ何時間もかかりそうです。

 

そんなとき、目の前にとても冷えた、美味しそうな水を販売している人が現れました。

その人は、普通に買ったら100円の水を、1,000円で販売しています。

あなたなら、どうしますか?

高いので買うのは止めますか?

私だったら、1万円と言われても買ってしまうと思います。

 

 

これは例え話です。

 

でも「どうしても欲しい!」という商品やサービスがあったら

多少高くても、すぐに買いたいと思うのではないですか?

 

そんな時、「今お金が無いから、ツケ(売掛金)にして」と、こちらの無理を言うでしょうか?

「現金(即金)で支払ってもらわないと売れません」と言われても

言われたとおりに、現金で買うのではないでしょうか?

 

つまり、お客様が欲しい商品やサービスを販売することができたら

販売側の希望の支払いサイトで売ることができるようになります。

 

だから、6か月の手形なんてありえません。

売掛金も早急に回収できそうです。

それよりも現金で売ったほうがいいですね。

いや、「前金で払うから、売ってほしい」とお願いされることになるかもしれません。

 

そうなると売掛金を減らすことができ、資金繰りを改善することができるのです。

 

「財務アタマ経営」の著書、西浦道明先生のお話を聞いたとき

財務諸表がまるで動き出すように思いました。

 

こんな面白い財務の本は、これまで読んだことがありません。

 

変化にビクともしない「財務アタマ」経営 西浦 道明 (著) かんき出版