2020.02.13
[コンサルの視点から]

人間の脳が、1秒間に受け取る信号は110万個にもなるそうです。
その中で、意識している信号は、たったの50個程度に過ぎません。0.005%という、とても微小な割合です。
この話は、支援先企業様がお取引先の大学病院関係者・医師ら医療関係者を集めて行ったイベントで、登壇者された、ある医学部教授の先生から聴いた内容です。
信号=情報と置き換えてみると、無意識と意識の情報量差に驚かされます。
いかに、無意識が多いか!
ですから、「第六感」があるのかと思いました。
無意識に信号を受け取って、
何となく、気配やら感触を感じているわけです。
私は、良い会社に行ったときに感じる、心地よい空気感を思い出していました。
清潔感があったり、社員の挨拶だったり、そんな具体的なことだけでなく
「何となく」があるのです。
逆もしかり。良くない会社にも「何となく」があります。
社内の挨拶も、身だしなみも、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)も、その結果は無意識の信号になって、脳が感知しています。
些細なことも、気を付けるべきであり、結果は必ず出ているのだと思います。