知らないと損をする?!中小企業施策の活用/川崎商工会議所会報誌11月号

2020.11.14

[メディア掲載] 

川崎商工会議所様会報誌に2009年から、コラムを継続して掲載しています。

2020年11月号会報誌をアップします。

 

施策活用が企業の未来を左右する?!

 
新型コロナの対策では、融資制度や持続化給付金、家賃支援給付金、

あるいは小規模事業者持続化補助金、厚労省の雇用関係の助成金など、

中小企業経営を支援する多彩な施策が打ち出され、多くの事業者が活用しました。

 

施策への期待や利用度はこれまでよりも高く、

資金繰りなどでその効果を実感された方も多いのではないでしょうか。

 
昨今のような「有事」だけではなく、実は「平時」からでも中小企業施策は数多くあり、

経営に上手に活用している企業もあります。

 

施策への効果を感じているこの時期に、さらなる施策活用に向けて準備を進めてみませんか。

 

施策利用ガイドブックを見てみよう

  
それでは、自社にマッチする施策にはどのようなものがあるのでしょうか。

  
まず目を通していただきたいのが「中小企業支援施策利用ガイドブック」(中小企業庁発行)です。

 

中小企業施策の利用の際の手引書として毎年作成されており、

経済産業省・中小企業庁・厚生労働省等の関係省庁の支援策も広く網羅しています。

 

小冊子で配布されているほか、サイトでも見ることができます。

 
インデックスが付いているので、「経営の効率化や革新を図りたい」「ITを活用したい」「事業承継を円滑に行いたい」

といった目的別に施策を探すこともできます。

目的の施策が対象とならなくても、その前後のページも見ることで、活用できる施策が見つかることもあります。

 ガイドブックはこちらへ

 

 日頃からの情報収集を

  
施策ガイドブックは年度で発行されていますが、施策は適宜更新され、公募・申請なども省庁のウェブサイト等で発表・開始されます。

 

したがって、日ごろからの情報収集が欠かせません。
行政や公的支援機関はメルマガを発行していることが多いので、気になる機関のメルマガを登録してきましょう。

 

お勧めは経済産業省・中小企業庁が提供する中小企業向け補助金・支援サイト「ミラサポplus」です。

一方的な情報提供ではなくて、予め登録することで欲しい情報を迅速に入手できる「リコメンデーション機能」や、

当サイトから補助金の電子申請も可能になっているなど、豊富なコンテンツと利便性が特徴です。

   
また県や市の施策を把握するには、県・市の中小企業向けページのほか、

神奈川産業振興センター川崎市産業振興財団などの公的支援機関のサイトが便利です。

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