経営計画書を作っている企業は業績が良いのか?

2020.12.28

[事業計画・経営計画] 

 

経営計画書がある企業はどのくらいあるのか?

 

質問です。
あなたの会社には経営計画書がありますか?
  
      
中小企業庁が2016年に調べたところでは
小規模事業者のうち、経営計画書を作成したことがあると答えた経営者は
53%しかないという回答でした。
       

 

 

そのうち、法人企業は64%、つまり3社に2社は作成したことがあり、
作成した割合が高くなっています。

 

 

経営計画書の有無と、業績には関係があるの?

 

これは気になりますよね?

実は、経営計画書の有無は、業績にも影響しているのです!
  
  
「作成したことがある」企業の方が「作成したことがない」企業に比べて
売上高が増加傾向にあります。

 

 

かなり大きな差があると思いませんか?

 

 

経営計画書を作成しない理由は?  

 

あなたが現時点で経営計画書を作成したことがないとしたら

その理由はどうしてですか?

 

「現状維持ができれば良いよ」 

    (私の心の声) 本当に現状維持でいいのですか?

   
「計画など大仰なものは不要だね」 

    (私の心の声) 会社の実情に合わせた計画ができますよ!

     
「経営内容を熟知していれば大丈夫」

    (私の心の声) 社員・スタッフは本当にわかってますか?

    
「時間的な余裕がないんだよなあ」

    (私の心の声) 作っているからこそ余裕が出来ている経営者がいます

     
「効果なんてあるの?」  

    (私の心の声) 効果があることを、よい会社ほど理解しています

    
「どのように作成したら良いかわからないなあ」 

    (私の心の声) このブログでも紹介していきますよ

 

 

計画と聞いて、”食わず嫌い”になっている方も多いのではないでしょうか。

 

あなたの会社が「作成したことが無い」ほうに入っているのだとしたら

もったいないのです。

 

 

企業が継続し、成長するための「経営の羅針盤」として、
経営計画書にトライしていただきたいのです。

 

 

 

経営計画書のメリット

 

経営計画書を作成したほうが、業績が良いというのは
次のようなメリットがあるからです。(複数回答)   
 
経営方針と目標が明確になった 7割

自社の強み・弱みを認識できた 7割

販路開拓のきっかけとなった」  4割

資金繰りの状況が把握できた  3割
    
といいことがたくさんです(笑)

 

 

最近は、補助金申請を通じて経営計画書を作成したという企業も増えています。

   

きっかけは何であれ、自社の強みや持ち味や特長、差別化のポイントを見直すことになり、
改めて経営を考える時間になり、良かったと
経営者の方がしみじみと語る様子を、実は何人も見ています。

 

 

動機は何であれ、作成したもの勝ちです。

    
2021年は経営計画書作成にトライしてみませんか?