2023.01.19
[強くてやさしい会社]
自社の強みは見えにくい
新事業を考え、事業計画を作成するとき
現状を意識することは大切ですが
その現状のなかでも、必ず押さえなければならないことは
「自社の強み」
です。
「えっ、そんなこと?」と
思われた方もいることでしょう。
でも、案外スムーズにお答えいただける経営者は少ないのです。
自社のことはかえって見えにくい、というケースです。
出来ないことばかりが目に付いてしまいがちです。
自社の強みとは
それでは、どのように強みをとらえたらよいでしょうか。
強みとしては次のようなことがあげられます。
・自社の特徴やセールスポイント
・自社の商品・サービスが他社と比べて優れている点
・自社の商品・サービスが売れている理由
・経営者や社員らが培ってきた経験、蓄積されたノウハウ・技術や知見
さらに、お客様の視点からも
・顧客に評価されている点
なども強みとなります。
「人(経営者・社員)」
「モノ(商品・サービス、資産」
「カネ」
「ネットワーク(人脈など)」
を視野に入れて洗い出してみます。
「外(ソト)」から自社を見てみる
ここで大切なのが
「客観的思考」
です。
「メタ思考」などと言われることがあります。
外側から見た時に、
自社がどのような輪郭で
浮かび上がって見えるか、という意識です。
日本に長くいるとわからない日本の良さが
海外に出てみるとわかる、と言われていますよね。
それは「客観的に」見たからです。
外(ソト・ヨソ)と比較してみることができたからです。
ですから、一度外に出て、外を見てみましょう。
・他社(同業種や異業種)と比較してみること
・業界などを知ること
・異業種などの経営者らと話をして様々な知見を得ること
・様々な本やセミナーなどからの知識を得る
が重要なのです。
あなたは、外(ソト・ヨソ)を積極的に見る時間を作っていますか?