年輪経営~伊那食品工業株式会社様を視察して

2024.10.08

[強くてやさしい会社] 

<社是~いい会社をつくりましょう>

先月になりますが、伊那食品工業株式会社(長野県伊那市)を視察訪問する機会をいただきました。

 

「日本でいちばん大切にしたい会社1」(坂本光司著)にも紹介され、「人を大切にする経営」実践企業としても著名な企業です。

 

当日は、小口知彦様(常務取締役管理本部長)より、年輪経営の特徴をお伺いしました。

同社の年輪経営と言われている中に、

大きく4つポイントがあります。

 

1)急成長をしない

  ~ たくさん売るのではなく、きちんと売る。   

   販売にノルマもなく、年間目標もない。経費予算もない。

   目標があればがんばれる、というものではない。

   自分の”枠”は自分で作る。

 

2)遠きをはかり種まきをする

  ~研究開発と設備投資を続ける。   

   芽が出ない種もあるが、蒔き続ける。

   BtoBの研究開発は、用途開発。

   多彩な分野で、少しずつ使ってもらう

   BtoCでも春秋3商品ずつ新商品を発売する

 

3)人件費はコストではなく目的である

   ~ 年功序列、社員教育と環境整備

   「みんなでやる」ということが基本。

   スポットライトの数を増やし、多面的に見ること、経験値を増やすこと。

   社員が成長すれば、会社も成長する。   

 

4)ファンづくり

   ~ 時間がかかっても、お客様との関係性をつくっていく

   お客様が法人であろうと、個人であろうと、

   直接販売を基本として、お客様の困りごとを解決しようと提案を続ける。

   かんてんぱぱガーデンは究極のファンづくりの場

 

 

年輪経営の具体化され、目に見える形が

かんてんぱぱガーデンの清々しさをつくっていると感じました。

明日から、感じたことを少しずつ書いていきます。