2024.10.13
[強くてやさしい会社]
昨日に続き、ユニバーサルレストラン ル・クロ・ド・マリアージュ様で
伺った素敵なお話をご紹介します。
オーナー黒岩功さんは2015年頃、
障がい者支援のために
京都でショコラをメインにお菓子作りの製造業務を始めます。
そのとき、働く障がい者の方は、作り笑いではなく
本当に心からの、真の笑顔で対応するのだなあと感心したと言います。
そして、障がい者の方は、お客様を注意深く見ていて
その対応に誠意を持って行うと言います。
黒岩さんは、その対応に心を打たれたそうです。
「真心、まごころ」
そのような経験から、
飲食業が「アンチユニバーサルな世界」であることに
問題意識を持つようになっていったそうです。
徒弟制度のような上下関係、
長時間労働、
障がい者はもちろん、健常者ですら脱落しかねない世界。
こんな業界に一石を投じたのが、ユニバーサルレストランでした。
ルクロさんがあたたかい場所であるのは
美味しい料理だけでなく
働くスタッフ、キャストが
「働く」喜びを感じているから
そして、心からの笑顔を見ることができるから、のような気がします。