異質なものを受け入れる寛容さは、チームワーク向上のポイント

2024.10.26

[強くてやさしい会社] 

今回も、就業者のモチベーションについて国際比較した調査報告

パーソル総合研究所

グローバル就業実態・成長意識調査-はたらくWell-beingの国際比較

について、読んでいきます。

 

あなたの職場では、

考え方や好み、やり方が違う人とも積極的に関わる人が多い、

あるいは、そのような組織風土がありますか?

 

上記の調査では、

寛容性~異質なものを受け入れる気風が高い地域や国では

働く幸せ実感が高い傾向が見られました。

 

異質な他者への寛容性は、他者への信頼感を高め

協調行動を円滑にし、集団の安定や、目標達成に貢献するそうです。

 

・職場の相互尊重

・自由闊達で開放的な雰囲気

・チームワーク

 

この3つ共に、寛容性の高さに比例して高くなる傾向があります。

 

日本では「同調性」という言葉に代表されるように

同じことを、同じようにやることに意識が向きがちですが

同調性の高さが、チームワークにそのまま影響するというわけではなさそうです。

 

むしろ、異質なものを受け入れる寛容性によって

雰囲気もよくなり、お互いを認め合う雰囲気が出てくるようです。

 

これは、社員一人一人の問題ではなく

組織風土にも相互に影響あることです。

 

ですから、「寛容性」というキーワードは

目指すべき組織風土のポイントの一つです。