参画意欲を高める、会議の工夫

2024.11.04

[強くてやさしい会社] 

社員の自己効力感アップ例をご紹介します。

 

今年夏に、焼津市の株式会社吉村様の

会社見学会に参加させていただく機会がありました。

 

㈱吉村様は、「日本茶のプラットフォーマー」として、

日本茶小売・卸事業者の「ビジネスパートナー」として

包装材料や関連雑貨・食品販売など

日本茶の消費拡大のためのお役立ち業、ともいうべき会社です。

 

見学会では、吉村様の会議の様子を学ばせていただきました。

吉村様では会議をする前に、

「目的」「目標」をしっかりと決めているのです。

 

何のための会議なのか。

何をゴールとするのか。

 

それが決まっていないと始まらないし

何をするにも、それがルールなのです。

 

目的と目標は、参加者全員に事前に知らされます。

 

それゆえ、それを理解して参加している前提です。

会議のスケジュールもきちんと案内されます。

 

目的と目標を定めることで

自分が何のために参加しているのか

自分の知識や経験で何が貢献できるのかなど

意識することができます。

 

会議への参加意識が高まって

決定内容も共有しやすく

「自分が決めたこと」という気持ちにもなってくるのです。

 

目標を意識すること、自分で決めるということが

組み込まれていることで、

自己効力感アップにつながっています。