経営への参画意識は、自分ごと化

2024.11.05

[強くてやさしい会社] 

静岡の日本茶のプラットフォーマー、㈱吉村様では

日々、経常利益を全社員が共有する仕組みがあります。

 

期末に経常利益の四分の一を、

社員数で割って均等に分配するということになっているため

社員は経常利益に敏感になります。

 

自分が頑張りが

皆の期末利益を支えることになります。

 

例えば、ちょっとした無駄遣いもそうですし

むやみに人が足りないというような不平も起こりにくいということです。

 

経常利益という経営の数字が、

単に、会社の”遠い”数字ではなく

自分ごとになっています。

 

会社の経常利益を明らかにすることは

多くの中小企業ができていることではありません。

ところが、人を大切にする経営実践企業では

当たり前のように、社員に共有しているところが多いのです。

 

それによって「自分ごと化」するのです。

そして、経営の目標も自分ごと化し

自分の頑張りによって達成できるという意識が生まれる

というわけです。

 

非常に高い、自己効力感を持つことができるのですね。

自分ごとにしていくことの強さを感じました。