2024.11.18
[強くてやさしい会社]
今日、人を大切にする経営学会の関東支部フォーラムが開催され
参加してまいりました。
今回は
「『日本でいちばん大切にしたい会社』大賞受賞企業の社員の本音から学ぶ
めだかの学校 だれが生徒か先生か」
というタイトルで、
通常は、経営者が説明を行うのですが
社員が講師、パネラーとなるという画期的な構成でした。
そこで、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」受賞の
株式会社グッディーホームの卯月靖也社長様の言葉が
「上から3年、下から3日」でした。
正しくは
「上、三年にして下を知り
下、三日にして上を知る」
というようです。
誰が初めに言ったのかわかりません。
ただ、
上の人が部下を知るのに3年かかるのに対し、
下で仕える者は、たった3日で 上司の性格・能力を見抜いてしまう
というようなことわざです。
上司は部下を見ていて、わかったような気になっていても
意外とわかっていないのではないでしょうか。
反対に、部下は何も言わないけれど
上司や経営者の本音、本当の姿を見抜いてしまうというものです。
以前、学会の著名な経営者の方からは
「部下は背中を見てるよ」と言われました。
正面は言葉や表情でなんとでも繕えるが
背中は、日ごろの思いや姿勢がにじみ出てしまうもの。
背中は飾れないし、うそをつけないのです。
そんな考えで行動していきたいものです。
▶アイパス経営コンサルティング株式会社
代表取締役・中小企業診断士 有村知里