社員のモチベーションを下げるのは何か

2024.11.19

[強くてやさしい会社] 

マイナスの要因を放置したまま

プラスの山を築くことはできません。

 

一時的に、山が高くなったように見えても

足元で穴が掘られているのですから

いずれ崩れることになります。

 

社員のモチベーションを高めることも同じです。

前向きでやる気がある社員を育てようとしても

モチベーションを下げることを放置しては

高くならないのです。

 

坂本光司先生は、3千社にアンケートを取って

その下げる要因3つを探し出したそうです。

 

その1:経営者への信頼感が下がったとき

その2:人間関係が悪化したとき

その3:上司から正しくないことを強要されたとき

 

「モチベーションが低いのは給料が低いからと、社員が言う」

と経営者が口にされることがあります。

 

でも、給料というのは、本質的な要因ではないと思います。

目に見えない要因が主であり

目に見えない、本質的な要因を取り去っていくのが

人を大切にする経営なのではないか、と思うのです。

 

昨日のブログに書いたような

「上、三年にして下を知り 下、三日にして上を知る

というような考え方が必要なのです。

 

▶アイパス経営コンサルティング株式会社 

 代表取締役・中小企業診断士 有村知里