視点が変わると、常識が変わる

2024.11.21

[強くてやさしい会社] 

昨日のブログに記載した

株式会社北國ファイナンシャルホールディングス様の業務改革は

これまでの”銀行””金融機関”の常識を覆すものでした。

 

 部屋の壁が無い

 部長室や支店長室が無い

 根回しがない

 紙を使わない

 シュレッダーが無い

 複合機もゴミ箱も少しだけ

 ATM手数料が無料

 営業ノルマがない

 金庫がない

と本当に銀行なのか?とびっくりします。

 

上記の逆が、これまでの銀行でしたが

それでは、その状態でベストだったのでしょうか。

 

北國ファイナンシャルホールディングス社が

この常識改革に挑んだのは、

「顧客視点」で考えたら、ベストなのかという疑問からでした。

 

ATM手数料も、当たり前どころか

昨今ではむしろ時間外利用料などが

より一層厳しくなっているようなところも見かけます。

 

要はどこで稼ぐのか、ということなのですが

手数料ビジネスが本当にベターなやり方でしょうか。

銀行から顧客を遠ざけているような気もしています。

 

会社の常識、業界の常識は、

顧客にとっての非常識。

 

視点をどこに置くのか

これからのビジネスを考えるうえで

大切な気がします。

 

 

▶アイパス経営コンサルティング株式会社 

 代表取締役・中小企業診断士 有村知里