2024.12.06
[強くてやさしい会社]
故・大山泰弘氏が説かれた
「4つの幸せ」について書きました。
今日は、ウェルビーイングを研究されている
前野隆司先生の、
「幸せの因子」についてです。
前野先生は、
幸福度を上げる「幸せの因子」は4つある、
と話をされています。
その4つとは
①「やってみよう」
主体性
②「ありがとう」
感謝や利他の心
③「なんとかなる」
前向き、あるいは楽観さ
④「ありのままに」
自分らしさの発揮
です。
大山会長の「4つの幸せ」は、
特に相手との関係性を重視したものでした。
一方、前野先生の「4つの因子」は
「ありがとう」は
相手との関係性を示していますが、
「やってみよう」
「なんとかなる」
「ありのままに」の3つは
自分自身の心の持ちよう、
あるいは、心のあり方によるものです。
どちらが正解、ということではないです。
幸せに必要なのは、
個人としての心の持ちようと、
相手と関係性をどう築くのか、
という2面性が必要であること。
自分から考える、相手から考える
そのどちらも必要ということがわかりやすく
貴重な考え方として学びました。
幸福度を高めていくためには、
自分自身を保ちながら、
相手との関係性を築くという
バランスが大事なのです。
▶アイパス経営コンサルティング株式会社
代表取締役・中小企業診断士 有村知里