2032年、日本がスタートアップのハブになる

2024.12.07

[本だな、読んだな] 

土曜日は最近読んだ本のご紹介です。

 

2032年、日本がスタートアップのハブになる

  フィル・ウィックハム著 (ニューズピックス)2024年10月

 

アメリカの投資家育成機関で投資家を育て、

多数のスタートアップを支援してきたベンチャーキャピタリストによる著書。

 

イノベーション、変化を起こすために、

多くの日本人に備わった常識について

マインドセットの必要性を説いた書です。

 

私自身、これを読んでマインドセットが起こせるとは思っていませんが

起業家、起業家予備軍と言われる方たちの相談を受ける立場として

「常識」にとらわれていると、見逃してしまうものがあることを感じています。

 

本書はかなり幅広い内容でしたが、

一番印象に残ったフレーズは、「しなやかなマインドセット

でした。

 

「できないこと」ではなく

「次に何ができるだろうか」ということに、

心を砕いていくということでした。

 

起業家のビジネスプランを見る時も

同じような考え方が必要だと思います。

 

正解がないのですから

しなやかな気持ちで事業を考えていきたいものです。

 

▶アイパス経営コンサルティング株式会社 

 代表取締役・中小企業診断士 有村知里