社員を束ねる「佃プライド」

2024.12.14

[本だな、読んだな] 

土曜日は最近読んだ本のご紹介です。

 

TVドラマでも人気を博した

『下町ロケット ガウディ計画』

池井戸潤著 (小学館文庫)2018年

どんなストーリーかは

ここに書くまでもありませんね。

 

あくまでフィクションの小説ですが、

モデル企業が実在し、

ストーリーの中にリアリティがきらめく

本当に痛快な内容です。

 

さて、「佃プライド」というのは

主人公の中小企業の会社

佃製作所において

自社の技術力の高さと

社員の志、意気込みと矜持を

合わせて、名付けている言葉です。

 

TV版「下町ロケット」のサイトを見てみると

若手社員から「佃品質・佃プライド」という

言葉が出てきていたようです。

 

全社一丸んとなって使うことで

結束力もさらに強まっていく

そんな言葉です。

 

人を大切にする経営の実践企業では

東海ばね工業株式会社様が

東海らしさ」という言葉を使って

自社の特徴、強み、あり方を

社員に示していました。

 

「佃プライド」は

まさに「東海らしさ」と同じなのです。

 

私自身も、自社に当てはめて

そういう言葉を使っていけることが

一つの理想です。

 

そして、お客様にも使っていただけるように

支援していきたいと、改めて思いました。

 

▶アイパス経営コンサルティング株式会社 

 代表取締役・中小企業診断士 有村知里