文脈を感じ取る力 ~ 日々のコンサルティングの中で

2020.06.29

[コンサルの視点から] 

一つの仕事に長く従事されていると

仕事の”勘所”というのは、経営者の皆さまがお持ちのはずです。

 

その一つに「文脈」があります。

 

辞書的に言えば

「文章の中での文の続きぐあい。また、文の中での語の続きぐあい」

 

私自身は「背景を読み取る力」と考えています。   

 

先日、あるTV番組で(番組名は失念してしまいましたが)

医師が次のようなことを話していました。

 

 

「我々医師は、患者さんが診療室に入ってくるときの

 ちょっとした仕草や表情で、

 その患者さんが話す病状以上のものを感じ取っています」

 

 

その話を聞いたとき、

私もコンサルティングやご相談のなかで

感じ取っていることが多いな、と気づいたのです。

 

 

初対面でお会いした経営者の方と、1時間でのご相談でも

お話いただいている以上のことを、私は全身で感じ取っています。

 (スピリチュアルな意味ではなく、全力で聴き取るという意味です)

 

お話をお伺いししながら、「文脈」を見出して

ヒアリング、質問をしながら、問題点を浮き彫りにしていきます。

 

コンサルティングを始めて23年、

お会いした方は、全て数えていませんが

数千人にはなる計算です。

 

一言も聞き漏らさないように

全力でお話をお伺いするなかで

真の問題点の発見ができます。

 

経営者様が自ら、その場で課題解決の方法を

見出してしまったこともたびたびあります。

 

自慢ではありませんが、

これが「文脈」を感じ取る力なのでしょう。

 

経営者様の大切なお時間を、決して無駄には致しません。

 

直接お越しになれない場合には

Zoomでもご相談を受け付けています。

 

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