「好きだから」。後継社長がたどり着いた会社と社員成長のキーワード

2018.12.05

[コンサルの視点から] 

株式会社ISOWA 代表取締役社長 磯輪英之様

経営のなかで
「なんで私はこんなに働いているのだろう」
と悩むこと、ありませんか?

  
理由をスッキリと答えられる人は意外に少ないと思います。

でも、それを簡単な言葉で語る社長様がいらっしゃいました。

  
愛知県春日井市の段ボール機械の専門メーカー、

株式会社ISOWAの、代表取締役社長、磯輪 英之様です。

  
人を大切にする経営学会」の視察会でお話くださいました。

 

磯輪社長の答えは、
「自分と自分の愛する家族のため」
  
もっと簡単に言うと
「好きだから」
なんだそうです。

 

 

磯輪社長は、間もなく創業100年を迎える、社員数約280人の会社の4代目社長です。
事業承継した後、社員のモチベーションを高めるために、苦労されたそうです。

 

そんなとき、自分自身のモチベーションは何なのだろうと、率直に考えました。

  
その答えが「好きだから」という言葉でした。

 

自分を「好きだから」
家族が「好きだから」
会社が「好きだから」
社員が「好きだから」

 

 

以降、「誰のための仕事なのか、誰のための会社なのか」を考え、行きついた先が、人(社員)を育てる社風づくりだったとのこと。

 

そのため、経営理念「世界一社風のいい会社をつくろう」を掲げています。

 

 

社風とは何か。
社員の拠りどころとなるような、自然体な会社。
家族を働かせたい会社こそが良い会社ではないか。
だから、工場をショールーム化して安全な会社を目指したい、
強固な財務基盤を持つ会社組織を作るということでした。

 

結果として、全員正社員であること、

最近4~5年の退職者は家族の転勤などやむを得ない事情などでたった3人(社員数280人)、

売上高も順調に推移している会社となっています。

 

会社や社員を好きでない社長はいません。

  
でも、それを衒い(てらい)無く言葉にして伝え、形で示していくことが必要なんですね。

 

シンプルだけど、奥が深い。

   
とても良い視察会に参加させていただきました。