経営理念、ミッション、経営指針・・・何が違うのか

2021.01.18

[事業計画・経営計画] 

様々な言葉が使われているが・・・

 

企業経営の軸となる考え方については

次のような言葉や考え方があります。

 

  経営理念、企業理念

  ミッション、使命

  行動指針、行動規範

  ビジョン

  経営計画・・・・・

 

実に様々ですよね。

 

実は、私自身も最初はよくわからないという状態でした。

 

 

企業の想いが反映されている

 

いろいろと調べていくうちに

実は正解はなく企業ごとに異なることがわかりました。

    

つまり経営者自身、あるいは企業が

自分の思いを伝えるために

使いたい言葉を使っているのです。

 

幾つかの企業の事例をご紹介しましょう。

 

A社(食品製造業) 

 社是(会社の大方針)

 社員行動指針(社訓)

 

B社(機械部品製造業)

 社訓

 経営理念

 年度方針

 

C社(医薬品製造業)

 経営理念

 企業使命

 ビジョン(長期経営ビジョン)

 

などのように多様で多彩です。

 

企業が何のために存在し

何を約束するのか

社員としてどのように考え、判断し、行動してもらいたいか。

 

企業として定義し、表現し、共有できていれば

自由に使っていいのではないかと考えます。

 

理念は創業以来変えていないが

ビジョンは、社員とともに成長したいから

社員が考えて決めているという会社もあります。

  

 

当オフィスの考え方

 

当オフィスでは、「経営理念」「行動指針」を定めています。

 

〇経営理念

新しい事業に挑戦する企業と人が、その経営基盤を作り、
目的・目標を実現するお手伝いをします。 

 

 

〇三つのお約束 (行動指針)

1. 実行できる「小さな工夫」を具体的にご提案します

2. 優先順位を考えて実践的にご提案します

3. 長期的視点に立ってご提案します

 

経営理念は、当オフィスの存在理由です。

何を持って存在し、社会に貢献したいのかを示しました。

 

3つのお約束は

サービス提供にあたっての判断規範、行動基準です。

ご提案する際の基準であり、

それを満たすように行動し、ご提案したいと考えています。

 

当オフィスも進行形ですので

まだ進化し、変化させていくことが必要です。

ですから、数年後には変わっていることがあるかもしれません。

 

  経営理念や行動指針は、企業経営の「根っこ」です。

  もしも今なかったら、ゆっくりと明文化していくことをお勧めします。