正しいか、正しくないかという判断基準

2021.09.15

[コンサルの視点から] 

あるメルマガのタイトルに驚いた

 

数年前に1度お会いしたある経営者の方から、

月に数回メルマガが届いていました。

  

申し訳ないのですが、読んだり読まなかったりで、

特に解除することも無く受け取っていました。

 

先日、「お申込み、ありがとうございました」

というタイトルのメールが届きました。

 

「私、何か申しこんだのかしら」とびっくりして

メールマガジンを開けました。

 

すると次のような文面でした。

 

「有村知里様

 こんにちは、●●株式会社の××です!

 

 オンラインセミナーにお申込み頂いた皆様、

 本当にありがとうございます。

 

  ・・・・・・

 (セミナーの内容、スケジュールが続き)

 

 参加を希望される方はすぐにお申し込みください。

 

  ・・・・・・     」

 

つまり、送られてきたメルマガは、セミナー申込への誘導でした。

 

メルマガのタイトルを工夫し

メルマガを開けてもらうようにする、ということは

誰もが考えています。

 

でも、果たしてこのようなタイトルは許されるのでしょうか?

 

私は思わず、メルマガを解除したくなりました。

 

 

正しいことが、無理なく長続きすること

 

 

「人を大切にする経営」を説いていらっしゃる坂本光司先生は

 

経営者は常に、

「正しいか、正しくないか」

「善か、悪か」

という判断基準を持ちなさい、とお話されます。

 

 

メルマガを送ってきた方には、その方なりの考え方があるでしょう。

 

でも、私はそれは正しくない方法であり、

自分はしない、私が関わるお客様にも絶対にやってほしくない方法です。

 

経営は長き道です。

正しいことが継続できる唯一の道だと思うのです。

 

常に「正しいか、正しくないか」という物差しで行動していきたいです。