2023.01.10
[強くてやさしい会社]
ある企業様の事業計画書(経営計画書)の策定をお手伝いした際に、
経営者の方が
「未来のことを考えるのは楽しみもあるけれど
現状を突きつけられるのは、辛いものがありますね。」
とふと呟かれました。
事業計画書を作成するために
<現在>の位置から
<未来>のあるべき姿が
どのくらい離れているかを直視しなければなりません。
そのギャップを認識することや
現在の位置を理解することも
逃げたくなるような瞬間に思えるかもしれません。
しかし、その位置をポイントしていくことこそ
重要な一歩なのです。
ただ、その〈現在〉はできないことばかりではありません。
飛行機に例えるなら
機体の強さ、燃費や飛行距離など
それぞれの強みがあります。
その強みを活かして
現在から未来をどう繋ぐのか。
どのような道具を揃えて
どのような編隊で
どのルートを歩むのか。
それが事業計画の基礎となってきます。
〈現在〉の認識は直ぐにできます。
決算書、試算表はもちろん
日々の売り上げなどの数字的なことから
数字だけでは表現できない
定性的な事柄も、
その企業やお店、そのもののことです。
あなたは自社の〈現在〉を
どのように認識していますか?