2019.03.10
[IT活用・デジタル化]
2月下旬に訪問した上海でのスマホ決済での買い物体験報告です。
上海では、自分のスマホから“wechat pay” で買い物体験をする予定で、アプリをダウンロードしていました。
しかし、中国当局はルールを時々変更してしまいます。外国人のクレジットカード決済登録はできなくなっていたため、残念ですが、現地駐在の日本人の方のスマホを通しての買い物体験となりました。
買い物場所は、最初は地下鉄駅近くの自販機でした。
日本と同じように飲み物を買います。現金の代わりにスマホ決済で支払います。
飲み物を選び、スマホ決済で支払うことを選び、スマホでQRコードをスキャンして、顔認証で本人確認をして、支払いが済みます。
スマホを持っていれば、買い物ができます。
現金は「匿名性」があります。誰が使ったのかはわかりません。
でも、スマホ決済は「誰が使ったのか」が瞬時にわかります。
この人は、オレンジジュースが好きな人だ。特定のこのブランドが好きな人だなどが、データから峻別できるため、瞬時にその人向けにクーポンを送信されたりします。
スマホ決済は単に決済機能にとどまりません。
その先に、顧客と企業(店舗)をつなげるという大きな機能があります。
キャッシュレス決済で「支払う瞬間」が着目されていますが、企業・店舗が注目すべきは、その先の機能、お客様とつながる機能だと断言します。