経営計画はなぜ必要なのか? 

2021.01.04

[事業計画・経営計画] 

経営を団体旅行で例えてみたら

 

地図や行程表を持たない気ままな一人旅って、いいですよね。
私もフラっと出かけるのは究極の理想の旅だなあと思っています。

 

  

 

しかし、経営は1人ではできませんよね。
従業員やスタッフがいます。
   
今は経営者1人だけの会社や店舗、事業所だったとしても
お客様がいて、商品やサービスを届ける責務があります。

制約があって、勝手気ままに、とはいきません。

 

 

例えば、1台のバスで行く団体旅行を考えてみてください。

 

 

 

 

事前に決めて、参加者に案内をしておくことが多くありませんか?

   
行先は?

集合場所や集合時間は?

どんなスケジュールで行くの? etc・・・

 

そのために、地図や行程表がとても大切ですよね。

  
「経営と団体旅行を比較するのは、ちょっと違うよ」
と思われているかもしれません、

 

しかし、団体旅行には地図や行程表が大事だと理解されているのに
いざ経営になると、地図や行程表の代わりになる「経営計画」が

ないがしろにされているように思えるのは、私だけでしょうか?

 

 

経営計画のメリットとは

 

それでは経営計画のメリットとは何でしょうか?

 
1)目標が明確になる

   目的地がわかり、行く方向性が明確になります。

    
2)目標達成への手順、ロードマップがわかる
   目的にまで、どのように到達するのか

   いつまでに、どこまで言っていたら良いのか

   経由地や立ち寄り地点がわかります。

   
3)進捗確認ができる 
   出発後、どこまで進んでいるのかの目安を知ることができます。

   どのくらい遅れているのか、早まっているのか。

   遅れの原因は何かなどを知る手立てもわかってきます。

 

 

 

バスに乗った全員が、道に迷うことなく、揃って同じ行先に向かえるツール、
それが経営計画です。

 

しかも、経営計画は、経営に協力してくれる第三者、
例えば、金融機関、支援機関などにも見せることができますよね。
 
バスを運転するのは経営者ですが
道ならし、道案内をしてくれる人の協力を仰げば
さらに早く目標地点に到達できます。

 

経営計画には大きなメリットがあるのです。

 

 

 

※前回ブログ → 経営計画書を作っている企業は業績が良いのか?