「経営に心を持ち込むな!」は昔の経営

2023.04.29

[強くてやさしい会社] 

ある女性経営者の一言

『「経営に心を持ち込むな!」と

私は会社を継承するときに、

父から口を酸っぱく教えられました。

でも、それはあるべき経営とは違っていました。』

 

このお話を、

「人を大切にする経営」をされている

ある女性経営者の方からお伺いしました。

 

その方は老舗企業の3代目でらっしゃり

お父様から会社を継承された方です。

 

お父様は戦前にお生まれになった方で

高度成長期に活躍されてらっしゃったようです。

 

「心を持ち込むな」という言葉には

 従業員に対して厳しく、隙を見せるな

 数字を大事にしろ

 自分の弱い部分を見せるな

など、様々な意図があったと思われます。

 

でも、その言葉が通用する時代では無くなりました。

 

この女性経営者の方は、

社員の自発性を大事にした経営をされていて

厳しい業界環境にありながら

順調に業績を伸ばしていらっしゃいます。

 

心を大事にした経営が

とても重要であるということが

伝わる一言でした。

 

 

経営における心とは

 

人を大切にする経営では

社員を大切にします。

社員だけでなく、”5人”の大事な人を大切にします。

 

人には心があります。

 

人を大切にする経営では

自然に、社員の心のみならず

互いの正しい心をぶつけ合う経営

というように感じています。

 

働く人が心を活き活きと輝かせる

経営者も真剣に心をぶつける

互いに信頼しあえる経営を目指すことが

人を大切にする経営なのでは、と考えています。

 

心がある経営、

あなたはどう考えますか?