▶業務プロセスを見直し、現場の力を引き出した取り組み
この事例は、特別な成功例ではありません。
経営者の方と一緒に、状況を整理し、考え、
できるところから一歩ずつ進んだ記録です。
【事業内容】ユニフォーム小売業
【従業員数】10名
取り組みの概要
・経営者とともに、会社の課題を優先順位で整理
・実行力を高めるため、社員・パートタイマー参加のプロジェクトチームを編成
・業務改善の延長として、システム導入と補助金活用までを支援
①最初のご相談内容
季節による繁閑差が大きく、
またカタログ販売やネット販売を中心とした受動的な営業体制であることから、
営業力や将来の安定性に不安を感じている とのご相談をいただきました。
②ご相談時の会社の状況
女性経営者のきめ細やかな対応が評価され、
事業は順調に拡大している状況でした。
一方で、
・5月〜10月に業務が集中する季節変動の大きさ
・競合の増加
・受動的な営業体制への不安
といった点から、
この先を見据えた体制づくりが必要だと感じておられました。
③実際の問題点
少人数体制で、主に女性のパートタイマーを中心に運営されていましたが、
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・業務手順や役割分担が明確でない
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・情報共有が十分でなく、受注ミスが発生する
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・その結果、時間や労力のロスにつながっている
という状況がありました。
一方で、
パートタイマーの方々は スキルや意欲が高く、現場力のポテンシャル を感じました。
業務の仕組みを整えることで、
余剰時間や余力を生み出し、次の一手につなげられる可能性があると考えました。
④ご提案した方向性
まずは、
パートタイマー中心の体制でも無理なく回る業務プロセスと組織体制の構築
を優先することをご提案しました。
そのうえで、
業務が安定した段階で、営業体制の見直し・強化へと進めていく方針を共有しました。
⑤実際に行った取り組み
社員だけでなく、パートタイマーの方にも参加いただき、
プロジェクトチームを編成しました。
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・日々の業務の棚卸し
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・ミスが起きていた原因の整理
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・情報共有の方法や役割分担の見直し
などを、現場の声をもとに一つずつ整理し、
組織として業務を進められる体制づくり を進めていきました。
⑥取り組みの結果
プロジェクトチームによる改善が進む中で、
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・業務の平準化
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・作業項目の整理・削減
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・役割分担の明確化
が進み、
現場の混乱が減り、円滑な業務処理が可能になりました。
また、
改善された受注体制をさらに効率化するため、
地方自治体の補助金を活用したシステム開発 にも取り組みました。
この補助金申請にあたっても、
事業計画の策定から申請までを支援し、採択につながっています。
この事例が、いま考えていることを整理する一助になれば幸いです。
この取り組みの考え方は、
経営相談のページでも紹介しています。


