事例3 厳しい条件の中で、事業計画を整理し、必要な資金調達につなげた事例

▶アイデアを計画に落とし込み、実行まで伴走した取り組み

 

この事例は、特別な成功例ではありません。
経営者の方と一緒に、状況を整理し、考え、
できるところから一歩ずつ進んだ記録です。

 

【事業内容】食品販売業、飲食業

【従業員数】15名

 

取り組みの概要

・既存融資が残る中での、新規飲食事業に関する資金調達のご相談

・金融機関が判断できる材料として、綿密な事業計画を整理

・希望額通りの融資を受け、計画に沿った開店準備を実現

 

①ご相談のきっかけ

食品小売業を営まれている経営者様より、

地域資源を活かした飲食店を新規事業として立ち上げたい

とのご相談をいただきました。

 

その際の主なテーマは、

新規事業に必要な資金調達をどのように進めるかという点でした。

 

②ご相談時の状況と課題

当初、大きく二つの課題がありました。

 

一つ目は、

既存の食品小売店の開業時に受けた融資がまだ残っており、

追加融資を受けるには厳しい状況だったこと。

 

二つ目は、

開店を希望されていた場所が、

過去に飲食店が入っていたものの業績不振で撤退していた立地であり、

金融機関としても慎重な判断が想定されたことです。

 

③一緒に行った整理と計画づくり

一方で、

地域資源を活用するという事業コンセプトは明確で、

潜在的な需要を掘り起こす可能性があると感じられました。

 

そこで、ご面談を重ねながら、

  • ・新規事業の内容と強みの整理

  • ・設備投資計画・収支計画の具体化

  • ・既存事業を含めた返済計画・資金繰り計画の整理

を行い、

金融機関が判断しやすい形で、事業全体を見渡せる計画書を作成しました。

 

準備段階では、

設備内容や資金計画が変わる場面もありましたが、

その都度状況を確認し、計画に反映しながら進めました。

 

④取り組みの結果

綿密に整理された事業計画は、

金融機関からの理解と信頼につながり、

希望額どおりの融資を受けることができました。

 

その結果、

当初の構想どおりの設備投資を行い、

40席規模の飲食店として無理のない形で開店準備を進めることができました。

 

開業後は、

地域の方々に支持され、

開店間もなく人気店となっています。

 

この事例が、いま考えていることを整理する一助になれば幸いです。

 

この取り組みの考え方は、
経営相談のページでも紹介しています。